有機高吸水性ポリマーの研究開発責任者 CTO候補
水不足課題にイノベーションを/OIST発のスタートアップベンチャーから世界を変える仕事をしませんか
- 勤務地
- 沖縄県国頭郡恩納村
- 想定年収
- 350万円~450万円
- 雇用形態
- 正社員
- 仕事内容
- 野菜・果物の不可食部分の残渣など有機性廃棄物から開発したオーガニックポリマーを手がける同社にて、ポリマーの研究開発職。
創業者であるインド人研究者と、同社2人目の研究開発者として研究開発に従事して頂き、将来の研究開発の責任者(CTO)候補としてご活躍を期待します。
【具体的には】
・有機高吸水性高分子材料の用途開発
・そのための商品設計、重合実験、スケールアップ試作、および開発品の製造移管
・また、同社はスタートアップであるために、まだ職務の分化がされておらず、下記の様々な付随する業務への関わりが想定されます
開発・知財戦略の構築、開発品の製造への移管、必要な評価技術の確立、お客様対応など
現在、国内では沖縄県と兵庫県淡路島の農地でパイロットテストを実施しています。
インドでは、10地区200エーカー以上で500人以上の農家の協力のもと、パイロットテストを実施しています。
【特徴】
・同社はOIST(沖縄先端技術大学院大学)に在籍するインド人研究者が立ち上げたスタートアップで、ポリマーを活用した水不足地域における農業生産性の向上を狙い、同社のポリマーを植物の根の部分の土壌に混ぜることで、根の周辺に10から20日間にわたり水を保持することが可能となります。砂漠や雨量の少ない地域でも、農作物を安定的に供給できるようになります。
今日、世界中で水不足や、増え続ける生ゴミ処分の問題が深刻化しています。EFポリマーは、この生ゴミに着目し、これを資源と見立てることにより、有機ポリマー製品を開発しました。このポリマーは、柑橘系の果物やバナナの皮、サトウキビのバガスなどの有機性廃棄物から開発されています。自重の80~100倍の水を保持することができ、土壌に投入すると、土壌の保水力と肥料保持力が高まり、結果、約40%の節水と約20%の肥料削減が期待できます。また、このポリマーは有機物100%のため、約6か月で土の中で完全生分解されます。