転職成功者インタビュー

株式会社沖縄ソフトウェアセンター
真栄田大吾さん(仮名・システムエンジニア) 33歳

消防士からシステムエンジニアへ。異業種に転向後もさらなる成長を求めて転職を実現。

沖縄で生まれ育ち、「人助けができる仕事をしたい」と新卒で県内の消防に入職した真栄田大吾さん。消防隊・救急隊として人命救助の仕事に従事し、誇りとやりがいを感じていたが、やがて腰を痛めて現場を離れることに。事務職への配置転換を機に将来を見つめ直すことになった。

「今後さらに必要とされるITシステムで人を助けたり喜ばせたりできるのではないか」と、IT業界への転向を決めた真栄田さんは独学でプログラミングの基礎知識を学び、未経験からIT業界への転職を実現した。

システムエンジニアとして2社で約3年、システムの保守や運用などの経験を積んだ後、よりスキルを磨ける職場環境を目指して2023年夏に再び転職活動をスタート。リージョナルキャリア沖縄に出合い、同年11月に株式会社沖縄ソフトウェアセンターへの転職に成功した。

着実に努力とチャレンジを続ける真栄田さんに、転職ストーリーを振り返ってもらった。

※本記事の内容は、2024年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
2回
活動期間
エントリーから内定まで102日間

転職前

業種
システム開発
職種
システムエンジニア
業務内容
システムの保守・運用

転職後

業種
システム開発
職種
システムエンジニア
業務内容
システム改修・開発

消防隊・救急隊の現場を離れる悔しさをバネに、IT業界への異業種転職に成功。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

2023年11月、株式会社沖縄ソフトウェアセンターにシステムエンジニアとして転職し、沖縄県外から受託している電鉄会社の給与システムの改修や設定を担当しています。現在は主にパッケージ化されたシステムの改修を手掛けています。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後は沖縄県内の消防に入職し、消防隊や救急隊として現場に出動していました。救急搬送した方が助かり、感謝の言葉をもらった際には人々の生命や財産を守る消防の仕事にやりがいを感じていましたが、ある時に腰を痛めてしまいます。手術をしたのですが思うように回復せず、事務職に配置転換となりました。

現場を離れるのは悔しかったものの、将来のキャリアを考えるきっかけになりました。事務系の仕事をするなら、より成長できる環境で働きたいと考え、独学でプログラミングを学びながら転職活動をスタート。2020年に4年勤めた消防を退職してIT業界に転職しました。

一社目のIT会社で約3年働いた後、ローコードを使ったシステム開発に挑戦したいと考え、2023年に前職となる事務機器販売会社にITソリューション担当として転職しました。

転職のきっかけは?

前職には「ローコード開発を担当してほしい」と声を掛けてもらって転職したものの、私が開発のすべてを一人で担うという社内体制でした。業務に詳しい上司や同僚がおらず、相談できる体制もない。「このままの環境ではスキルを磨けない」と感じて転職を決意しました。

転職活動はどのように進めましたか?

いくつかの転職サイトを見て気になる求人をピックアップし、企業に連絡したり履歴書を送ったりしました。転職支援会社にも2社ほど登録したと思います。

そんな中、ある企業にアプローチしたところ、同社の採用を支援していたリージョナルキャリア沖縄(運営会社・レキサン)の担当コンサルタントから連絡をもらいました。

私の経験や今後のビジョンを踏まえ、リージョナルキャリア沖縄の担当コンサルタントからは10件近くの企業を紹介してもらい、その中の1社が沖縄ソフトウェアセンターでした。

今の会社に決めたポイントは?

「研修体制や育成ビジョンなど、自分の将来のことまで真摯に考えてくれている」と感じた点が決め手です。また、問題が生じた際の相談・フォロー体制や社内の雰囲気といった「働きやすさ」も重視しました。

他の企業と迷った時期もありましたが、そんな時にも担当コンサルタントが私の転職後のポジションや研修体制、育成ビジョンについて、会社の考えや方針などを確認してくれました。

その結果、「この会社は自分のことを、しっかり見て考えてくれる」という点を確認でき、入社を決断できました。

プロジェクトリーダーとして管理側でのキャリアアップにも挑む。

転職していかがですか?

相談しやすい環境やコミュニケーションの良さなどは、イメージしていた通りです。上司や同僚に相談したら誠実に考えて対応してくれますし、同じチームはもちろん、他のチームのメンバーにも話を聞きやすい雰囲気があります。

ランチ会やボーリング大会の開催など、会社として社員同士のコミュニケーションを深める工夫もしてくれていると感じます。

転職して良かったと思うことは?

上司から、「管理側のスキルを磨いてはどうか」という提案があり、最近はプロジェクトリーダー的な立ち位置での仕事もしています。

以前から管理側のポジションに興味があり、いずれ担っていきたいと考えていたので、そこも転職して良かったと思えることの一つです。上司や先輩、同僚の皆がしっかりサポートしてくれるのも心強いです。

困っていることや課題はありますか?

やはりまだ、プロジェクトリーダーとしての立ち回りが十分できていない点ですね。例えば、目上の方や立場が上の方とのコミュニケーションは少しかしこまってしまいます。意見の伝え方など、これから磨いていきたいです。

生活面の変化はありましたか?

忙しい時期には多少の残業はありますが、通常は定時に退社できる環境なのでワークライフバランスは良好です。プライベートでは釣りが好きなので、毎週末のように楽しんでいます。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

私は今回の転職で初めて、転職支援会社というプロのサポートを受けました。リージョナルキャリア沖縄のコンサルタントとの関わりを通じ、自分だけでは調べられない情報や表に出ていない情報も多く提供してもらえました。

また、面談の仕方や履歴書の書き方など、自分一人では気づけなかった改善点を助言してもらえた点も良かったと感じています。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
玉城 良樹

元消防士である真栄田さんは周囲への貢献意識が高い方で、システム開発を通してお客様に貢献して喜んでもらうことが仕事のモチベーションになっていました。その姿勢こそが、他の技術者との差別化につながるはずだと強く印象に残りました。

沖縄ソフトウェアセンター社は、一人のエンジニアが顧客へのヒアリングから開発までを一気通貫で行うローコード・ノーコードのプロジェクトに力を入れています。まさに真栄田さんの強みが活かせる職場だと感じ、同社への転職を支援しました。

また、同社では採用時も入社後も、真栄田さんのキャリアプランを考えた仕事の割り振りを考慮しておられます。エンジニアひとり一人と丁寧に向き合う企業をご紹介でき、とても嬉しく思います。

真栄田さんが今後ますますご自身の強みを活かしながらエンジニアとして成長されていくのが楽しみです。

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