転職成功者インタビュー

株式会社プラスナレッジ
金城新さん(テストエンジニア) 35歳

専門性を活かして沖縄県内で転職。良好な人間関係はキャリアにも好作用。

2019年に家庭の事情で関東から沖縄へUターンした金城さん。保育や介護の世界で働いていたものの、沖縄で心機一転、テストエンジニアというまったくの異業種へ転身を果たす。以来、キャリアを積み重ねて2025年9月に現在の職場へ転職した。

転職活動では走り出しこそ壁にぶつかっていたものの、担当コンサルタントと二人三脚の活動が功を奏し、条件にマッチする職場と出合えたという。

ゆくゆくは県外で仕事をしたいという想いを尊重してもらいながら、専門性をフルに活かして業務に取り組めているという。資格の勉強を続け、さらなる高みを目指す金城さんの転職ストーリーを紹介する。

※本記事の内容は、2025年11月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
4回
活動期間
エントリーから内定まで60日間

転職前

業種
システム開発
職種
SESで常駐型のテストエンジニア
業務内容
テスト計画~改修後の受け入れテストを実施

転職後

業種
システム開発
職種
テストエンジニア
業務内容
機器やアプリの不具合検出

「沖縄勤務×同職種」が最低条件。コンサルタントとの二人三脚が「大きな助け」。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

前職と同じく、テストエンジニアとして勤務しています。主な業務は、製品やサービスが市場に出る前やバージョンアップの際に、不具合がないか確認することです。現在は受信・録画機能を備えた機器の取り扱いを行っています。

さまざまな環境下で製品が正常に動作するかを徹底してチェックします。例えば、停電などを想定して録画中にあえて電源を抜くといった動作を試し、そのようにして集めた結果を基に開発側と連携して修正を加えていきます。

入社前のご経歴を教えてください。

もともと子どもが好きだったので、大学では保育関係の学問を専攻して保育士になりました。東京で保育士として約2年間勤務しましたが、人間関係に悩み、最初の転職をします。次に介護福祉士として高齢者のケアを2施設で計約3年間経験しました。

その後、家族の事情などもあって2018年秋に沖縄に戻り、翌2019年から前職の会社で働き始めました。心機一転、別の業種に挑戦しようと、QAエンジニア(ソフトウェアやシステムの品質保証)として約6年間勤務しました。

転職のきっかけは?

前職は契約上、次の勤務地が東京だったのが直接のきっかけです。家族の都合もあって沖縄に戻ってきた経緯があったので、東京勤務は厳しいと判断して沖縄県内で働ける会社への転職を決意しました。

転職活動はどのように進めましたか?

譲れない条件は二つ。沖縄で働けることと、現在と同じ職種ということでした。当初は10社前後の転職サイトや転職支援会社に登録し、とにかく多くの企業に応募したものの、なかなかうまくいきませんでした。

そんな矢先、地域に密着したリージョナルキャリア沖縄を見つけてエントリーしました。担当コンサルタントの玉城さんには本当に親身にフォローいただき、二人三脚で転職活動を進めました。

沖縄県内の企業に特化した情報や知識を持っていたこと、きめ細かい連携を取ってもらったことが大きな助けとなりました。

今の会社に決めたポイントは?

当初の条件通り、沖縄で同じ職種という点もそうですが、将来的なキャリアプランを明確に描けたのが今の会社に決めた理由の一つです。

8歳までは東京で暮らし、県外での進学・就職の経験もあるので、内心は「いつかはまた県外に出たい」という気持ちがありました。その将来像をイメージしやすかったことも背中を押しました。

転職のプロとのやり取りで自身の想いを言語化。思いやりのある職場環境で伸ばすキャリア。

転職していかがですか?

転職してまだ2カ月弱ですが、職場の人間関係が非常に良好で、分からないことがあればチームの人がサポートしてくれます。

真面目に業務を進めつつ、雑談も交えることで質問や相談をしやすい雰囲気があります。お互いが思いやって仕事をしやすい環境を作っているため、スムーズに業務連携が取れています。

転職して良かったと思うことは?

転職に際して期待していたことが、おおむね達成できています。将来的には県外に行きたいというキャリアプランについても社内で理解が得られており、それに向かってスキルを学び進められています。

県外勤務については具体的に話が出ており、家族の状況なども考慮しつつ、早期に実現できそうです。

困っていることや課題はありますか?

前職に近い業務内容で過去の知識や経験を活かしつつも、業務の進め方、報告・連絡のルールなど細かい点は違うので、それらの点をしっかりすり合わせていきたいです。

新しい環境に順応していくことは、今後のキャリアアップに向けても同じように必要なことだと思います。

生活面の変化はありましたか?

渋滞や駐車場問題のある那覇市内から、郊外のうるま市に勤務地が変わったことで、通勤時や退勤時の時間が読みやすくなり、生活リズムが規則正しくなりました。

那覇だと事故渋滞など想定外のことで遅刻する恐れもあるので早めに家を出ていたのですが、場合によっては始業1時間前にオフィスについて待っていることもありました。

帰宅時間も安定したため、夜はJSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格)の勉強に時間を充てています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

まずは「ここは譲れない」という軸を明確に決めておくことが重要です。私の場合は職種と勤務地でした。

そして、実際の転職活動では転職サイトを見て一人で活動するのではなく、転職支援会社などの転職のプロに相談することを勧めます。

担当コンサルタントといろいろ話をしていく中で新しい考えやアイデアをいただけ、自分の方向性もうまく言語化できました。幅広い視野を持って、より良い転職活動ができたと感じています。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
玉城 良樹

金城さんは福祉からITへキャリアを大きく転換し、前職では新しいキャリアのきっかけをつかみ、プラスナレッジ社でさらなるレベルアップを目指しています。

大学で専門性を深めて数年間従事した専門領域から離れるのは、勇気のいるご決断であったかと思います。

それでも、覚悟を持って新しい分野に飛び込んでキャリアを拓き、さらなる成長へ向かってチャレンジされている姿は、転職を検討されている多くの方に勇気を与えるのではないでしょうか。

転職活動の伴走を通して、金城さんは「倦まず弛まず」という言葉がしっくりくると感じました。県外へのチャレンジも含めテストエンジニアとしてのキャリアを大きく伸ばせる環境があるプラスナレッジ社。金城さんのさらなる成長がとても楽しみです。

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