2024.10.18
沖縄県の2024年8月の有効求人倍率
リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
今回は、沖縄県の8月の有効求人倍率の推移と直近の状況を紹介します。
沖縄県の有効求人倍率の推移
沖縄県の有効求人倍率は、25カ月連続で1倍を超えており、雇用市場が一定の堅調さを保っていることを示しています。
2024年8月の有効求人倍率
沖縄県8月の有効求人倍率は1.12倍となり、前月の1.10倍より0.02ポイント上昇となりました。昨年同月の1.19倍と比較すると0.07ポイント減少となりました。
一方で全国の有効求人倍率は、前月の1.24倍から0.01ポイント下がり、1.23倍。沖縄県と全国を比較すると、全国が0.11ポイント高くなっています。
※参照:沖縄県公式ホームページ「雇用状況概要」
エリア別求人倍率
沖縄市では有効求人倍率が0.92倍と1倍を下回っており、人手不足が特に顕著です。
「宮古」「八重山」地域では、引き続き建設ラッシュが続いており、求人倍率も高い状態が続いています。2024年の夏季シーズンにおいても、この傾向が見られます。
※参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年8月分)資料2-2」
職業別求人倍率
職種別では「福祉関連(2.73倍)」、「保安(2.48倍)」、「建設・採掘(2.37倍)」、「サービス(接客・施設管理等)(2.29倍)」の分野で倍率が2倍以上と高水準となっています。
沖縄労働局は、物価上昇が雇用に与える影響についても注視する必要があると指摘しており、今後の経済状況や労働市場への影響が懸念されています。
※参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年8月分)資料13」
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