2026.08.20
【2026年】沖縄の旧盆は8月25日から|働きながら迎える3日間
こんにちは。リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
2026年の沖縄の旧盆は、8月25日(火)から27日(木)の3日間にあたります。
親族が集まる沖縄の行事としては清明祭(シーミー)がよく知られていますが、旧盆もまた、家族が顔をそろえる大切な時期です。
県外のお盆は、8月13日から16日ごろ。この時期に合わせて夏季休暇を設ける会社も多いのではないでしょうか。一方、沖縄の旧盆は旧暦にもとづくため、年によって8月上旬に来ることもあれば、9月にずれ込むこともあります。そして多くの会社は、旧盆の期間も通常どおり営業しています。
おもしろいのは、沖縄で使われているカレンダーには「ウンケー」「ナカヌヒー」「ウークイ」と、行事名がきちんと印刷されていること。それだけ暮らしに根づいた3日間でありながら、仕事は普段どおりに進んでいきます。
今回は、この3日間に何が起きているのかを、暮らしの視点からご紹介します。
旧盆の日程が、毎年変わる理由

- ・8月25日(火)ウンケー ... ご先祖様をお迎えする日
- ・8月26日(水)ナカヌヒー ... ご先祖様とともに過ごす中日
- ・8月27日(木)ウークイ ... ご先祖様をお見送りする、最終日
沖縄の旧盆は旧暦の7月13日から15日にあたります。旧暦は月の満ち欠けをもとにした暦なので、現在のカレンダーに換算すると日付が毎年変わります。そのため沖縄では、「今年の旧盆はいつ?」という会話が毎年交わされます。
なお、地域によって日程が異なる場合もあります。たとえば南部の一部地域では、ウークイが1日ずれて8月28日(金)になることがあります。
旧盆前のスーパーで、起きていること
旧盆の1ヵ月ほど前になると、県内のスーパーでは重箱やオードブルの予約受付が始まります。折り込みチラシに予約の案内が入り、お惣菜コーナーには「旧盆予約」の案内が掲げられます。
重箱は、ご先祖様へのお供えとして用意するもの。一方のオードブルは、集まった親族みんなで囲む料理です。
そして旧盆が目前に迫ると、スーパーの売り場そのものが変わります。並ぶのは、県外ではあまり見かけない品々です。果物の盛り合わせ、青いバナナ、パイナップル、そして長いままのサトウキビ。このサトウキビは「グーサンウージ」と呼ばれ、ご先祖様が杖として使うもの、あるいはお土産を持ち帰る天秤棒になるものとされています。
夜、太鼓の音が聞こえてくる
もうひとつ、県外の方が驚くのが「道ジュネー」です。
旧盆の夜、地域の青年会がエイサーを踊りながら集落を練り歩きます。特に最終日のウークイの夜には、ご先祖様をお見送りするために盛大に行われる地域が多くあります。会場に観に行くイベントというより、太鼓の音が遠くから聞こえてきて、やがて近くを通り過ぎて行く、そういう行事です。
ただ、その形は少しずつ変わってきています。夜間の音について苦情が寄せられることもあり、開始時刻や演舞時間を見直す地域が増えています。近年は、集落を長く練り歩くのではなく、限られた場所で短く踊って終える、という形をとる青年会もあるようです。
沖縄の夏の風物詩として知られるエイサーですが、その起源には諸説あり、旧盆の先祖供養と結びついて受け継がれてきたといわれています。
働きながら迎える、旧盆の3日間

この3日間の夜は特別です。仕事を終えた人たちが実家へ、あるいはムートゥヤー(本家)へ向かい、親族が集まって仏壇の前に座ります。オードブルを囲み、最終日のウークイには「ウチカビ」と呼ばれるあの世のお金を燃やして、ご先祖様をお見送りします。
終わるのは遅い時間になりがちです。今年はウークイが木曜日にあたるため、翌日の金曜日はそのまま出勤、という方も多いはずです。
ご家族に沖縄出身の方がいなければ、ご自身が集まりに加わることはないかもしれません。それでも、職場の同僚が定時できっちり退社していく様子や、夜の街の空気から、旧盆であることは自然と伝わってきます。
ご家族に沖縄出身の方がいる場合、いずれこの旧盆に加わることになります。
訪ねる側に、細かい作法が求められることはあまりありません。お中元を持参し、仏壇にお供えします。
ただ、そのお中元の時期が県外と違います。全国的にはお中元といえば7月ごろに郵送で贈るものですが、沖縄では旧盆に持参する性格が強く、旧盆中、親族の家を訪ねる際に持参します。県外の感覚で7月に送ってしまうと、時期も渡し方もずれてしまうことになります。
集まる時間もお供えの内容も、家庭や地域によって差があります。気になることは事前にご家族に聞いておくと安心です。
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