地域情報ブログ

その他2026.09.09

沖縄県の2026年7月の有効求人倍率

リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
今回は、沖縄県の2026年7月の有効求人倍率を紹介します。

有効求人倍率とは、ハローワークに届け出のあった求人数を求職者数で割った値で、雇用情勢を示す重要な指標のひとつです。1倍を超えると「求職者1人あたり1件以上の求人がある」状態を意味し、数値が高いほど人手不足の傾向が強いことを示します。

沖縄労働局および沖縄県が公表している最新データをもとに、県全体の動向からエリア別・職業別の状況まで詳しく見ていきましょう。

沖縄県の有効求人倍率の推移

沖縄県の有効求人倍率は49カ月連続で1倍超えを維持し、安定した求人需要が続いています。

全国平均が1.18倍と前月から横ばいで推移するなか、沖縄県は1.07倍と3カ月連続で低下しました。県と全国の差は0.11ポイントとやや広がっており、直近2年間で見ても2026年1月と並ぶ低い水準です。とはいえ1倍超えは49カ月にわたって途切れておらず、求職者1人あたり1件以上の求人がある状態は変わっていません。

2026年7月の有効求人倍率

2026年7月の有効求人倍率は、沖縄県で1.07倍、全国平均で1.18倍となりました。

沖縄県は前月の1.09倍から0.02ポイント低下し、4月の1.12倍をピークに緩やかな下降が続いています。全国平均は1.18倍で前月と同水準でした。ただし下げ幅は毎月0.02ポイント前後にとどまっており、大きく崩れる動きというよりは、1.1倍前後で推移してきた水準がやや下振れしている状況といえます。

202607_chart.png

参照:沖縄県公式ホームページ「雇用状況概況(令和8年7月分)」

|エリア別求人倍率

エリア別では、前月から一転して多くの地域で上昇しました。名護(+0.09/1.36倍)、宮古(+0.08/2.00倍)、八重山(+0.08/1.59倍)がそろって上昇し、なかでも宮古は2.00倍と再び2倍台に回復しています。那覇(+0.01/1.02倍)も小幅ながらプラスとなりました。

一方、沖縄(-0.01/0.86倍)は唯一の低下となり、5エリアで唯一1倍を下回る状況が続いています。北部・離島エリアで人手不足が強まる一方、中部エリアでは求職者数に対して求人が追いついておらず、県内でも地域によって求人需給のバランスが大きく異なる状態です。

安定所 有効求人数(6月) 有効求人倍率(6月) 前月比
那覇 11,577件 1.02倍 +0.01
沖縄 7,526件 0.86倍 -0.01
名護 2,132件 1.36倍 +0.09
宮古 1,569件 2.00倍 +0.08
八重山 1,378件 1.59倍 +0.08

参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和8年7月分)資料2-2」

|職業別求人倍率

職業別では、建設・採掘が2.70倍(+0.06)で最も高く、福祉関連(2.63倍/+0.06)、サービス(2.18倍/+0.04)と続き、2倍を超える職種は前月と同じ3つでした。いずれも前月から上昇しており、慢性的な人手不足が続いていることがうかがえます。

前月からの伸びが最も大きかったのは保安(1.88倍/+0.23)で、求人数も438件から490件へと増加しました。専門・技術(1.70倍/+0.04)、輸送・機械運転(1.69倍/-0.03)、販売(1.66倍/±0.00)も高い水準を保っています。管理職(1.43倍/-0.27)は大きく下がりましたが、求人数が57件と少ないため月ごとの振れ幅が大きくなりやすい点には注意が必要です。

一方、事務(0.47倍/-0.01)、農林漁業(0.62倍/+0.05)、運搬・清掃・包装等(0.69倍/+0.02)は引き続き1倍を下回っています。IT企業関連(0.91倍/-0.08)は2カ月連続の低下となり、求人数も1,119件から1,021件へと減少しました。求人数の多い専門・技術(7,012件)、サービス(6,828件)、福祉関連(5,461件)で高倍率が続いており、専門性や資格が求められる分野を中心に人材確保が課題となっています。

職業 有効求人数(7月) 有効求人倍率(7月) 前月比
管理職 57件 1.43倍 -0.27
専門・技術(医師・開発職等) 7,012件 1.70倍 +0.04
事務 2,651件 0.47倍 -0.01
販売(商品販売・営業等) 1,791件 1.66倍 +0.00
サービス(接客・施設管理等) 6,828件 2.18倍 +0.04
保安(消防士・警備員等) 490件 1.88倍 +0.23
農林漁業 146件 0.62倍 +0.05
生産工程(生産管理・設備等) 1,131件 1.41倍 +0.02
輸送・機械運転 1,259件 1.69倍 -0.03
建設・採掘 1,232件 2.70倍 +0.06
運搬・清掃・包装等 1,593件 0.69倍 +0.02
IT企業関連 1,021件 0.91倍 -0.08
福祉関連 5,461件 2.63倍 +0.05

参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和8年7月分)資料13」

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